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排泄・衛生

高齢者の頑固な便秘|訪問診療での排便コントロール

「何日も便が出ない」「市販の下剤を飲んでも改善しない」。高齢者の便秘は、若い方の便秘とは深刻さが異なります。

便秘が長引くと食欲が落ち、お腹の張りや痛みで日常生活がつらくなります。さらに悪化すると腸閉塞(イレウス)という、入院が必要な緊急事態を引き起こすこともあります。

このページでは、頑固な便秘に悩む高齢者への訪問診療での対応についてご紹介します。

こんな状態が続いていませんか?

  • 3日以上排便がないことが頻繁にある
  • お腹が張って苦しそうにしている
  • 便が硬くて出すのに非常に苦労している
  • 市販の下剤を使っても改善しない
  • 摘便(指で便を取り出す処置)が必要になることがある
  • 便秘と下痢を繰り返している

便秘を放置するリスク

たかが便秘と侮ると、重大な合併症につながることがあります。

  • イレウス(腸閉塞):便が腸に詰まり、嘔吐・激しい腹痛を起こす緊急事態
  • 食欲低下:お腹の不快感で食べられなくなり、低栄養に陥る
  • QOLの著しい低下:腹部膨満感や不快感で、意欲や活動量が落ちる
  • せん妄の誘因:高齢者では便秘が認知症の行動・心理症状を悪化させることがある

訪問診療でできること

訪問診療では、便秘の原因を丁寧に調べ、ご自宅で排便コントロールを行います。

  • 便秘の原因を特定(薬剤性・運動不足・腸管機能低下・甲状腺機能低下など)
  • 腹部エコーで腸内の便の貯留状態を画像で確認
  • 下剤の種類・量をきめ細かく調整(市販薬では難しい処方の最適化)
  • 便秘の原因となっている薬の見直し
  • 必要に応じた摘便・浣腸の実施

当院の対応内容

当院は機能強化型在宅療養支援診療所として、24時間365日対応しています。向ヶ丘遊園駅北口から徒歩3分です。

当院の医師は血液内科専門医・総合内科専門医・難病指定医の資格を持ち、便秘の背景にある全身疾患も含めて総合的に診療します。

在宅で対応できる主な内容:

  • ポータブルエコーによる腹部の評価
  • 血液検査による甲状腺機能・電解質などの確認
  • 処方薬の調整(緩下剤・浸透圧性下剤・腸管運動促進薬など)
  • 摘便・浣腸の実施
  • 訪問看護との連携による排便ケアの継続

訪問エリアは川崎市多摩区・麻生区・宮前区・高津区、東京都狛江市・稲城市・調布市です。交通費・出張費は一切無料です。

費用について

訪問診療は医療保険が適用されます。1割負担の方で月額約7,000円前後(月2回訪問・交通費無料)が目安です。介護施設に入居されている方は、1割負担で月額約2,000〜4,500円です。

訪問診療のはじめ方

まずはお気軽にご相談ください。

  • お問い合わせ・ご相談(ご本人・ご家族・ケアマネジャー、どなたからでも可)
  • 担当スタッフがご状況をヒアリング
  • 初回訪問日を調整し、医師がご自宅で診察・腹部エコー
  • 定期訪問の開始(通常は月2回〜、状態に応じて調整)

「たかが便秘で医者を呼んでいいのか」と遠慮される方もいらっしゃいますが、高齢者の便秘は立派な医療の対象です。ご来院は不要です。まずはお気軽にご相談ください。