症状から探す
再生不良性貧血・多発性骨髄腫の在宅医療
再生不良性貧血は造血幹細胞の異常で血液がうまくつくれなくなる疾患、多発性骨髄腫は形質細胞ががん化する血液疾患です。いずれも長期にわたる専門的な管理が必要です。
これらの疾患は患者数が少なく、近くに専門医がいないことも珍しくありません。通院の体力的な負担も大きく、感染リスクも高い疾患群です。
「通院のたびに疲れてしまう」「血液疾患に詳しい在宅医が見つからない」。そうしたお悩みをお持ちの方に、訪問診療という選択肢があります。
このページでは、再生不良性貧血・多発性骨髄腫の在宅医療についてご紹介します。
こんな状況でお困りではありませんか?
以下のようなお悩みがあれば、訪問診療が助けになるかもしれません。
- 貧血症状(息切れ・だるさ・めまい)がつらく、通院が体力的に厳しい
- 定期的な輸血が必要だが、そのたびに病院へ行くのが大変
- 骨髄腫による骨の痛みが強く、移動や外出が困難
- 免疫力が低下しており、病院の待合室での感染が心配
- 希少疾患のため、血液内科の専門医に継続的に診てもらうのが難しい
定期的な医療管理が重要な理由
これらの疾患では、血液検査による継続的なモニタリングが欠かせません。管理が途切れると、以下のようなリスクがあります。
- 高度貧血:ヘモグロビンの低下が進むと、心臓に負担がかかり心不全を引き起こすことがある
- 感染症の重症化:免疫力が低下しているため、肺炎や尿路感染症などが急速に悪化しやすい
- 骨折リスク(骨髄腫):骨がもろくなり、軽い動作や転倒でも骨折する可能性がある
- 腎機能障害(骨髄腫):病気の進行とともに腎臓に負担がかかり、腎不全に至ることがある
定期的な血液検査と症状の観察で、こうしたリスクを早期に発見し、適切な対応を行うことが大切です。
訪問診療でできること
ご自宅にいながら、専門的な血液疾患の医療管理を受けることができます。
- 血液検査で血球数・腎機能・免疫グロブリン値・タンパク値などを定期モニタリング
- 在宅輸血(赤血球輸血・血小板輸血)の実施
- 骨痛に対する鎮痛薬の調整と疼痛管理
- 感染予防の具体的な指導と、発熱時の迅速な往診対応
- 病院主治医と連携した治療方針の調整と情報共有
当院の対応体制
当院は機能強化型在宅療養支援診療所として、24時間365日対応しています。向ヶ丘遊園駅北口から徒歩3分の立地です。
当院の医師は血液内科専門医・難病指定医の資格を持ち、再生不良性貧血や多発性骨髄腫といった希少な血液疾患にも専門的に対応できます。在宅輸血の実施体制も整えています。
在宅で対応できる主な内容:
- 血液内科専門医による専門的な病態管理
- 在宅輸血の実施
- ポータブルエコー・心電図・血液検査による在宅検査
- 難病医療費助成制度に関する書類の作成
- 緩和ケア・看取りまでの一貫した対応
訪問エリアは川崎市多摩区・麻生区・宮前区・高津区、東京都狛江市・稲城市・調布市です。交通費・出張費は一切無料です。
費用について
訪問診療は医療保険が適用されます。1割負担の方で月額約7,000円前後(月2回訪問・交通費無料)が目安です。介護施設に入居されている方は、1割負担で月額約2,000〜4,500円です。詳しくはお問い合わせください。
訪問診療のはじめ方
まずはお気軽にご相談ください。
- お問い合わせ・ご相談(ご本人・ご家族・ケアマネジャー、どなたからでも可)
- 担当スタッフがご状況をヒアリング
- 初回訪問日を調整し、医師がご自宅で診察
- 定期訪問の開始(通常は月2回〜、状態に応じて調整)
希少な血液疾患であっても、血液内科専門医による在宅管理で安心して自宅での生活を続けられます。まずはお気軽にご相談ください。