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はじめての方

家族・介護者の悩み

仕事と介護の両立|ビジネスケアラーを支える訪問診療

仕事と介護の両立

働きながら介護をしている方——いわゆる「ビジネスケアラー」の数は年々増加しています。内閣府の調査によると、介護を理由に離職する人は年間約10万人にのぼります。しかし離職せずに済む方法があります。その大きな鍵の一つが「訪問診療」です。

「また仕事を休んで病院へ…」その繰り返しが限界を招く

親の通院付き添いのために仕事を休む、早退する、有給休暇を消化する――こうした状況が月に何度も続くと、職場での立場も、自分の体力も、じわじわと削られていきます。「次に休んだらもう申し訳ない」というプレッシャーが、介護者を追い詰めます。

特に共働き世帯や管理職の方、自営業の方にとって、突然の通院付き添いは深刻な問題です。「介護のために仕事を辞めるしかないのか」と思い詰める前に、訪問診療という選択肢があることをぜひ知ってください。

訪問診療に切り替えると、何が変わる?

訪問診療では、医師が定期的にご自宅や施設を訪問します。つまり、親御さんが病院に行く必要がなくなり、ご家族の付き添いも不要になります。

  • 仕事を休まずに済む:訪問日は親御さんが在宅するだけでよい
  • 緊急時も電話対応:24時間365日、医師に電話相談できる
  • 処方薬の管理も継続:お薬の処方・管理もそのまま引き継げる
  • 複数の疾患をまとめて管理:内科・血液疾患・難病など、一人の医師が総合的に診る
  • ケアマネジャーとの連携:医療と介護の情報が自動的に共有される

仕事の日に訪問を設定することもできます。親御さんが一人でいる時間に医師が伺い、後から報告を受けることも可能です。「仕事中も親のそばに医療のプロがいる」という安心感は、ビジネスケアラーの精神的負担を大きく軽減します。

「でも、在宅では十分な治療ができないのでは?」という不安

「病院に行かないと、ちゃんと診てもらえないのでは?」という不安はよくいただきます。しかし、登戸プライマリ・ケアクリニックでは、ご自宅で幅広い医療処置・検査が可能です。

  • 血液検査・尿検査・心電図・ポータブルエコー検査
  • 点滴・静脈注射・褥瘡処置
  • 胃ろう・尿カテーテル・中心静脈栄養の管理
  • 在宅酸素・人工呼吸器管理
  • 血液疾患のある方への在宅輸血

当院には日本血液学会認定の血液専門医・日本内科学会認定の総合内科専門医が在籍しています。高齢者に多い複数の疾患を一人の医師が診ることで、薬の重複や飲み合わせの問題も防ぐことができます。

費用面でも働き方が守られます

訪問診療は医療保険適用のため、1割負担の方であればご自宅で月額約7,000円前後(月2回訪問・交通費無料)が目安です。仕事を休むことによる機会損失や介護タクシー代と比較しても、訪問診療への切り替えがトータルで家計に優しい場合がほとんどです。

「介護離職」を防ぐために今できること

介護と仕事の両立で悩んでいるなら、まず訪問診療の導入を検討してください。「いつか限界が来てから考える」では、取り返しのつかない状況になりかねません。
訪問診療のほか、ヘルパー・デイサービス・訪問看護といった介護保険サービスを組み合わせることで、ご自身の働き方を守りながら親御さんの医療・介護を継続できます。

ケアマネジャーがいる方は、まず担当のケアマネジャーにご相談ください。まだケアマネジャーがいない方は、当院でも状況をお聞きしながらご提案いたします。