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食事・栄養
飲み込みにくい・むせる方へ|嚥下障害と訪問診療

「食事中にむせることが増えた」「飲み込むのに時間がかかるようになった」。ご家族がそうした変化に気づいたとき、どう対応すればよいか迷われる方は多いのではないでしょうか。
飲み込みの機能(嚥下機能)は、加齢や脳卒中の後遺症、認知症の進行などによって低下します。そのまま放置すると、食べ物が気管に入る「誤嚥」を繰り返し、命に関わる肺炎を引き起こすことがあります。
このページでは、嚥下障害がある方への訪問診療での対応についてご紹介します。
こんな症状はありませんか?
以下のような変化があれば、嚥下機能が低下しているサインです。
- 食事中や水分を飲むときに、よくむせる
- 飲み込むのに時間がかかり、食事に30分以上かかる
- 食後にガラガラした声になる(湿性嗄声)
- 食べ物が喉に引っかかる感じがすると訴える
- 原因不明の微熱が続いている(誤嚥性肺炎の可能性)
嚥下障害を放置するリスク
嚥下機能の低下を放置すると、以下のようなリスクが高まります。
- 誤嚥性肺炎:食べ物や唾液が気管に入り、肺炎を繰り返す
- 窒息:食べ物が気道を塞ぎ、命に関わる事故につながる
- 低栄養・脱水:食べる量が減り、体力と免疫力が低下する
誤嚥性肺炎は高齢者の死因の上位に位置する深刻な疾患です。「むせるだけ」と軽く見ず、早めの対応が大切です。
訪問診療でできること
訪問診療では、ご自宅の実際の食事環境を見ながら、嚥下機能の評価と対策を行います。
- ご自宅での嚥下機能の評価(普段の食事場面を確認できる)
- 食事形態の指導(きざみ食・とろみ付けなど、安全に食べられる工夫)
- 誤嚥性肺炎の早期発見と治療(在宅での点滴・抗菌薬投与)
- 口腔ケアの指導と訪問歯科との連携
- 経口摂取が困難になった場合の胃ろう管理にも対応
当院の対応内容
当院は機能強化型在宅療養支援診療所として、24時間365日対応しています。向ヶ丘遊園駅北口から徒歩3分に位置しています。
当院の医師は血液内科専門医・総合内科専門医・難病指定医の資格を持ち、嚥下障害の原因となるさまざまな疾患に対応できます。
在宅で対応できる主な内容:
- 血液検査・SpO2測定による全身状態の評価
- ポータブルエコーによる胸部・腹部の確認
- 点滴・静脈注射(肺炎治療・栄養補給)
- 胃ろう管理・交換
- 訪問看護・訪問歯科・言語聴覚士との多職種連携
訪問エリアは川崎市多摩区・麻生区・宮前区・高津区、東京都狛江市・稲城市・調布市です。交通費・出張費は一切無料です。
費用について
訪問診療は医療保険が適用されます。1割負担の方で月額約7,000円前後(月2回訪問・交通費無料)が目安です。介護施設に入居されている方は、1割負担で月額約2,000〜4,500円です。
訪問診療のはじめ方
まずはお気軽にご相談ください。
- お問い合わせ・ご相談(ご本人・ご家族・ケアマネジャー、どなたからでも可)
- 担当スタッフがご状況をヒアリング
- 初回訪問日を調整し、医師がご自宅で診察・評価
- 定期訪問の開始(通常は月2回〜、状態に応じて調整)
「むせが増えたが、どこに相談すればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。ご来院は不要です。ご家族だけでのご相談も歓迎しています。