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慢性疾患

老衰・フレイルの在宅医療|「弱ってきた」状態の支援

「特定の病気があるわけではないけれど、全体的に弱ってきた」。ご家族からそのようなご相談をいただくことが増えています。

老衰やフレイル(虚弱)の状態は、明確な病名がつかないことも多いですが、訪問診療の対象となります。「病名がないと訪問診療は受けられないのでは」と心配される方もいらっしゃいますが、そのようなことはありません。

食欲の低下や体力の衰え、感染症にかかりやすくなった状態など、穏やかに生活を続けるための医療的な支えが必要です。

こんな状況でお困りではありませんか?

  • 特定の病気はないが、食事量が減り、体力が落ちてきた
  • 転倒を繰り返すようになり、外出が不安
  • 風邪や肺炎にかかりやすくなった
  • 「病院に行くほどではないけれど、心配」という状態が続いている
  • ご本人の意向に沿った穏やかな最期を迎えたい
  • 介護サービスは利用しているが、医療面の支えがない

在宅での医療管理が重要な理由

老衰やフレイルは、ゆるやかに進行するため見過ごされがちですが、適切な医療管理がないと以下のリスクが高まります。

  • 脱水や低栄養の進行による全身状態の悪化
  • 感染症(肺炎・尿路感染など)の重症化
  • 転倒・骨折による寝たきりへの移行
  • 急変時に方針が定まらず、望まない救急搬送につながる

「まだ大丈夫」と思っているうちに状態が悪化し、対応が後手に回ってしまうケースは少なくありません。早めに医療とつながっておくことで、変化に速やかに対応できます。

訪問診療でできること

訪問診療では、ご自宅で以下のような支援を行うことができます。

  • 定期的な全身状態の評価(体重・栄養・活動量の確認)
  • 血液検査・尿検査による脱水や感染症の早期発見
  • 栄養管理と食事形態の助言(長谷川式簡易知能評価による認知機能の確認も可能)
  • 感染予防のための体調管理と予防接種の相談
  • ご本人・ご家族の意向を踏まえた今後の療養方針の相談(ACP)
  • 緩和ケア・看取りへの対応

当院の対応体制

当院は機能強化型在宅療養支援診療所であり、在宅緩和ケア充実診療所としても認定されています。

  • 当院の医師は定期的にご自宅を訪問し、全身状態を丁寧に評価
  • 24時間365日対応で、体調変化時にも速やかに往診
  • 看取りまで責任をもって対応
  • 対応エリア:川崎市多摩区・麻生区・宮前区・高津区、東京都狛江市・稲城市・調布市

ご本人が穏やかに過ごせることを第一に考え、ご家族の不安にも丁寧に寄り添います。介護サービスとの連携も積極的に行います。

費用について

訪問診療の費用は、医療保険が適用されます。交通費・出張費は一切いただいておりません。

1割負担の方は月2回の訪問で月額約7,000円前後です。介護施設に入居中の方は、1割負担で月額約2,000〜4,500円となります。

費用面でご不安がある方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

訪問診療のはじめ方

訪問診療の開始は、以下の流れで進みます。ご本人・ご家族・ケアマネジャー、どなたからでもお問い合わせいただけます。

  • お問い合わせ・ご相談(お電話・Webフォーム・LINE)
  • ご本人の状態やご希望を確認し、初回訪問日を調整
  • 当院の医師がご自宅または施設へ訪問し、初回診察を実施
  • 定期訪問のスケジュールを決定し、継続的な診療を開始

「弱ってきた」と感じた時が、訪問診療を始めるタイミングのひとつです。明確な病名がなくても構いません。穏やかな日々を過ごすための医療を、当院がお届けします。まずはお気軽にご相談ください。