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寝たきり状態で通院できない方へ|在宅医療・訪問診療のご案内

「もう病院には連れて行けない状態なのに、どうしたらいいのかわからない」。寝たきりのご家族を抱える方からは、こんな声を多く聞きます。通院が物理的に難しくなったとき、「もう医療を受けることはできないのか」とあきらめてしまう方も少なくありません。
しかし、寝たきりの状態であっても、自宅で本格的な医療を継続的に受けることは可能です。それが「訪問診療」です。このページでは、通院がまったくできない状態の方とそのご家族に向けて、在宅でできる医療の実際をお伝えします。
こんな状況で困っていませんか?
寝たきり状態のご家族がいる方は、こんな悩みを抱えていることが多いです。
- 病院に連れて行くことができず、定期的な診察が途絶えてしまっている
- 体調が変わっても「様子を見るしかない」と不安を抱えたまま過ごしている
- 何かあれば救急車を呼ぶしか手がなく、毎日が綱渡りの状態
- 褥瘡(床ずれ)が悪化してきているが、どこに相談すればいいかわからない
- 胃ろうや尿カテーテルの管理が必要だが、家族だけでは限界を感じている
- 最期はできれば自宅で過ごさせてあげたいが、医療面での不安が大きい
これらはどれも、訪問診療によって解決・改善できる問題です。「通院できないから医療を受けられない」という状況は、変えることができます。
医師の定期的な関与がないことで起きるリスク
寝たきり状態の方は、体の変化が静かに、しかし急速に進むことがあります。医師が定期的に診ていない状態では、以下のようなリスクが高まります。
- 褥瘡(床ずれ)の悪化・感染:初期の小さな傷が、気づかないうちに深刻な状態になる
- 誤嚥性肺炎:飲み込みの機能が低下した状態で続くと、繰り返す肺炎の原因になる
- 尿路感染症:カテーテル管理が不十分だと発熱・敗血症に至ることもある
- 薬の管理ミス:複数の薬が正しく管理されないと、過剰投与や相互作用が起きる可能性がある
- 急変時の対応遅れ:かかりつけ医がいない状態で急変が起きると、救急搬送しか選択肢がなくなる
定期的な医師の訪問があれば、こうした変化を早期に発見し、悪化する前に対処することができます。また、万が一の急変時にも、「かかりつけの訪問医がいる」という安心感は、ご本人にとっても家族にとっても大きな支えになります。
訪問診療で、自宅が「医療の場」になります
訪問診療とは、医師が定期的にご自宅を訪問し、診察・処方・処置を行う医療サービスです。病院に行く必要はありません。寝たきりの状態であっても、在宅で本格的な医療管理を継続して受けることができます。
- 定期訪問(通常月2回〜)で継続的な健康管理
- 24時間連絡体制:夜中や休日も電話で相談できる
- 緊急往診対応:「救急車を呼ぶべきか迷う」状況でも医師が判断・対応
- 薬の処方・管理の継続
- 看取りまでのサポート:本人・家族の意向に沿った最期を自宅で
「最期まで自宅で過ごしたい」「住み慣れた場所で家族と一緒にいたい」という願いを、医療の面から支えるのが訪問診療の役割です。
登戸プライマリ・ケアクリニックが対応できること
当院は機能強化型在宅療養支援診療所として、24時間365日の医療体制を整えています。緊急往診にも対応しており、「今夜、急に様子がおかしい」という場面でも、迅速に駆けつけます。
当院には血液内科専門医・総合内科専門医・難病指定医が在籍しており、複雑な病態をお持ちの患者様にも対応します。寝たきり状態の方に多い以下のケアにも、自宅で対応可能です:
- 褥瘡(床ずれ)の処置・ステージに応じた管理
- 胃ろう(PEG)の管理・交換
- 尿カテーテルの管理・交換
- 中心静脈栄養(IVH)の管理
- 在宅酸素・人工呼吸器の管理
- 点滴・静脈注射の処置
- 血液検査・尿検査・ポータブルエコー・心電図(在宅実施可能な検査)
- 緩和ケア・看取り対応
訪問エリアは川崎市多摩区・麻生区・宮前区・高津区、東京都狛江市・稲城市・調布市全域が対象です。交通費・出張費は一切無料です。
費用について
訪問診療は医療保険が適用されます。1割負担の方の場合、月額約7,000円前後(月2回訪問・交通費無料)が目安です。
介護保険との組み合わせについても、ご相談の際に丁寧にご説明します。難病指定医として、難病医療費助成制度の書類作成にも対応しています。
訪問診療のはじめ方
手続きはシンプルです。ご来院いただく必要はありません。
- お問い合わせ・ご相談(ご家族様・ケアマネジャー様・医療ソーシャルワーカー様など、どなたからでも可)
- ご状況のヒアリング(現在の病状・使用中の医療機器・ご希望など)
- 初回訪問日の調整(入院中の方は、退院に合わせた開始も可能)
- 定期訪問の開始・緊急時対応の体制を整備
入院中でこれから在宅に移行したい方、現在は他のクリニックにかかっているが訪問診療への切り替えを検討している方も、お気軽にご相談ください。引き継ぎの調整もサポートします。
「自宅で診てもらえるのか」——まずはお気軽にお問い合わせください
「こんな重い状態でも在宅で対応できるのか」「看取りまでお願いできるのか」など、どんな疑問にも丁寧にお答えします。ご家族が疲れ果てる前に、早めにご相談されることをお勧めします。